お笑いの分析・考察(by やましたゆうと)

お笑いの技術考。事務所無所属。お問合わせ:yamashitayuto.octopus@gmail.com

【お笑い】ジャルジャルのお笑い分析

 

今回は、ジャルジャルのネタについて考えてみようと思います。

ジャルジャルは、2003年結成吉本興業所属の福徳さんと後藤さんのコンビです。数々のネタ番組めちゃイケ新メンバーとしての出演がありました。

M-1グランプリには多数出場しているものの、2015年と2018年の3位が最高位です。

現在はネタ番組YouTubeにも精力的に進出していますね。

ジャルジャルといば、言葉遊びのネタの達人で、ジャルジャル“新感覚”の笑いというのは、今までの関西漫才に多いボケ・ツッコミの形ではなく、リズムのある言葉遊びに特徴があるという新感覚の笑いですね。

ジャルジャルの代表作と言ってもいいネタの中の「ピンポンパン」や「国名分けっこ」では、

どちらも言葉のイントネーションのおかしさや、単語からいくつか語尾を足したり引いたりさせているのが特徴的です。ルールを元にお題を言う方(たいてい先に福徳さん)と、ルールに従い言葉を言う方(たいてい後は後藤さん)とが初めは分かれていますが、この役割がリズムにのって交互に入れ替わったりします。

リズムネタで、かつルールが観客にもわかるため、観客も頭の中でネタに参加できる構造となっていますね。

いゃ~ジャルジャルのネタは仕組みがわかっていても面白い!

読んで頂きありがとうございました。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村