お笑いの分析・考察(by やましたゆうと)

お笑いの技術考。事務所無所属。お問合わせ:yamashitayuto.octopus@gmail.com

【お笑い】連発屋芸人!チョコレートプラネットのお笑い分析


今日はチョコレートプラネットについて考えてみたいと思います。

チョコレートプラネットのお二人は2006年結成の吉本興業東京本社所属の芸人です。

IKKOさんのものまねなどでブレイクしたお二人ですが、IKKOさん以外にもブレイクがあり、一発屋ならぬ連発屋ともいえるこのコンビについて、整理して見ていきましょう。

①コント
②ものまね
③リズムネタ

コント
IKKOさんのものまねでブレイクしたチョコプラですが、もともとはコントを中心にお笑いをやっていました。2008年のキングオブコント4位を始め、2014年、2018年にも好成績を収めています。ネタや小道具などは長田さんが作っているというのもあり、長田さんのコントにおける世界観が存分に表されています。

ものまね
二人ともものまねを得意とし、IKKOさんのものまねをした松尾さん、和泉元彌さんのものまねをした長田さんと、このものまねで世間の認知度を上げ一気にブレイクとなりました。日テレで当時不定期だった『有吉の壁』にてこのものまねを披露しブレイクしました。長田さん、松尾さんとも多くのレパートリーがあり、ブレイクするならものまねだというのは既定路線だったのでしょう。

リズムネタ
TT兄弟を始めとし、ミスターパーカージュニアなど、有名になったリズムネタがあります。こちらも『有吉の壁』で披露してから有名になったものであり、チョコプラはこの番組と相性がいいのでしょう。ノリの良いリズムネタは、印象によく残りますね。

今回はコント、ものまね、リズムネタという3つからチョコプラを考えてみましたが、それぞれの性質を考えると、コントは一般向けと考えていいでしょう。反対に、ものまね、リズムネタは、一般の人もそうですが、キッズに受けがいいと考えられます。IKKOさんのインパクトやTT兄弟のわかりやすさは、子ども達が真似しやすくブレイクしやすかったと考えられます。あえてブレイクを狙ってもなかなか当たりづらい中、連発できるチョコプラは何か「持っている」のでしょうね。

今回も読んで頂きありがとうございました。