お笑いの分析・考察(by やましたゆうと)

お笑いの技術考。事務所無所属。お問合わせ:yamashitayuto.octopus@gmail.com

【お笑い】職業としてのお笑い芸人分析


今日は、職業としてのお笑い芸人を分析してみようと思います。

お笑い芸人は、売れればちやほやされ、司会者として定着すれば売れっ子タレントとなる職業ですが、職業として考えた場合、ずっとその仕事で食べて行くには「キャラや司会者などとして定着」する必要があるでしょう。

そこで今回は「お笑いタレントとして定着」するにはどうしていくべきかについて考えてみようと思います。今回も3つに分けて整理します。

①若手芸人として賞レースなどで勝つ
②番組で特徴のあるキャラとして定着
③司会者として定着

若手芸人として賞レースなどで勝つ
まずは、スタートとして、若手芸人として賞レースなどで勝つ必要があるでしょう。小さな賞レースからM-1グランプリキングオブコントなど大きいものまで、とにかく賞レースに勝って、メディアに露出する機会が増えるのでしょう。また、ネタ番組などで面白いネタを出し続けることによって次の機会を得れるのでしょう。

番組で特徴のあるキャラとして定着
賞レースで勝ち上がる、またネタ番組で結果を出すと、様々なお笑い番組などに出る機会を得れるでしょう。お笑い番組に出演するようになったら、フリートークや番組内での立ち位置など、ネタ以外の部分で勝負する場面が多くなってくるようです。賞レースの頃には、純粋にネタの面白さの争いで、番組に出るとそれ以外なので、争い方が変わってくるわけですね。ネタではなく、フリートークやその人のキャラとなると、お笑い以外の人間性やその人の背景などが出てくるため、ここで定着するには、世間の人、番組制作者のニーズに合致するかどうかにかかってくるのでしょう。

司会者として定着
番組でキャラとして定着、もしくはキャラだけでなく番組全体の司会として結果を出して行くと、司会者として定着の道が見えてくるのでしょう。10年単位で、司会となっている芸人の人はあまり変わっていように見えるので、やはりここまで来ると、日本のお笑い界の顔と言えるような圧倒的な人気のある人達がこのポジションにつくのでしょう。

今回は、職業としてのお笑い芸人を3段階で考えてみましたが、②のポジションでずっとやっていく人もいますし、③の司会者として定着となれば全国的な人気で、収入も多く、夢がありますね。また、司会者と言えども、深夜番組やラジオなどでベテランとしてずっと番組を続けている人もいらっしゃいますね。

今回も読んで頂きありがとうございました。

f:id:takuannkun:20200728214436j:image