先日のM1決勝の全ネタ分析の続きです。
今回は、アキナのネタについてです。
この文章は、YouTubeに上がっている先日のM1の漫才の映像を見ながら読むと、よく理解できるようになっています。それでは、アキナのネタの台本構成要素をボケを中心に列挙し、分析してみます。
アキナ
漫才スタイル:キョウコちゃん好き漫才
出だし
盛り上げるための拍手
--ネタ開始--
フリ:地元の同級生の女の子(キョウコちゃん)が単独ライブに来る
ボケ1:必死に同級生が来るのがめんどくさいアピール
(「好きなん?」というツッコミ)
ボケ2:既婚者の相方を懸命に怒るという必死な態度
ボケ3:好きな子を前にして過剰に格好つけた態度
ボケ4:変なイキり
ボケ5:漫才中に女の子に視線を極端に向けるしぐさ
ボケ6:わざと面白くないボケ
ボケ7:カッコつけて怒り、とぼとぼあともう少し練習しようと言う
--ネタ終了--
分析:
ちょっとタイミング等を間違えたのだろうか、、、ネタが若干うまく行っていなかったように見えた。はっきり言ってスベっていた。ツッコミの人の言葉の「好きなん?」というワードがタイミング的に入ってこなかった人も多かったのかもしれない。言葉が入ってこないと、面白いことが認知できないため、当然ながら笑えないとなってしまう。次回以降に期待したい。
会場の
大きい笑いの回数:6
中の笑いの回数:10
小さい笑いの回数:7
笑いの量合計:2
最大瞬間風速:好きな子を前にして過剰に格好つけた態度
声の大きさ:3
M1審査員の点数:622