お笑いの分析・考察(by やましたゆうと)

お笑いの技術考。事務所無所属。お問合わせ:yamashitayuto.octopus@gmail.com

【お笑い】オードリーオールナイトニッポンイン東京ドームの感想

今さらながら、オードリーの東京ドームライブと現在の若林さんについて感想を書いておく。


ラジオという、密室で数人でコソコソ話しているようなことを、実は数万人も聴いているということが可視化された東京ドームライブ。あえてこう呼んでみるが、陰湿人間の代表である若林さんを中心とした陰湿なリトルトゥースが16万人も集まった。


リトルトゥースの人は、若林さんの著書を読んだことのある人が多くいると思う。不甲斐なさ、憂鬱、妬み、嫉み、恨み。弱肉強食で資本主義社会においては、競争に勝てていないものは苦しい生活を強いられる。リトルトゥースは若林さんのそんな勝ててない頃の経験談に惹かれリトルトゥースとなったであろう。


しかし、今のオードリー若林はどうだろうか。


完全に勝者である。テレビの司会多数、ラジオモンスターであること、東京ドームでライブを行えること、高級外車に乗っていること。


だが、ラジオやポッドキャストやnoteでの若林さんはどうだろうか。


未だに陰のオーラを放っている。


水卜アナと同じように、現在は陰陽を使い分けられるのかもしれないが、陰のオーラ、陰のコメントをしている限りはリトルトゥースはオードリー若林についていくだろう。


若林さんが陰である理由の分析としては、サトミツさんや青銅さん含めたチーム付け焼き刃が理由であると考える。若林さんを長年支えているサトミツさんや青銅さんからはまさしく陰の雰囲気がプンプン漂っている。また、春日さんも実は陰だ。若林さんは今まで通り、サトミツ、青銅、春日といった陰のメンバーに囲まれている限り、陰キャでいられる。


若林さんは陰でいるからこそ面白い。陰の集まりの東京ドームライブは面白かった。

これからも陰の王として活躍し続けて欲しい。千鳥に勝って欲しい。