お笑いの分析・考察(by やましたゆうと)

お笑いの技術考。事務所無所属。お問合わせ:yamashitayuto.octopus@gmail.com

【お笑い】田村淳というお笑い界の革命家

今日はロンドンブーツ1号2号の田村淳さんについて考えてみようと思います。

田村淳さんは、1993年結成のコンビ、ロンドンブーツ1号2号の1号です。

淳さんといえば、テレビ朝日系列の『ロンドンハーツ』の司会として有名ですが、今日はそんな田村淳さんについて整理してみようと思います。

ロンドンブーツ1号2号として
②ロンドンハーツ
③さまざまなチャレンジ

ロンドンブーツ1号2号として
まずは、コンビであるロンドンブーツ1号2号としてですが、インディーズお笑い集団で出会った田村亮さんと1993年にコンビを結成し、ロンドンブーツ1号2号となっています。元々は田村亮さんが1号でしたが、2019年の吉本闇営業問題を機に、淳さんが1号、亮さんが2号となりました。

ロンドンハーツ
『ロンドンハーツ』といえば、ロンドンブーツの冠番組として淳さんが長らく司会をしてきた番組ですが、世間の人はこの番組を通して、ロンドンブーツのことを認知している人も多いでしょう。この番組内で、素人も出演する恋愛系の企画や女性を扱った企画で人気を強めて行きました。淳さんがプライベートでも女性との関わりが多かったのが、仕事でも発揮されていました。

さまざまなチャレンジ
淳さんは、漫才やコントといった既存のお笑いをテレビで行うというよりは、ロンドンハーツや他番組でも、今までにないような形のお笑い番組に出演することが多かったように思います。コンビとしての笑いというよりは、「素人や他タレントを通しての笑い」を多く行ってきたように思われます。また、大学受験挑戦、アベマTV、YouTube、政治的なことなど、伝統的なお笑いやテレビ番組の中にとらわれないことにチャレンジしているのが多く見受けられます。

今回は、田村淳さんについて、ロンドンブーツ1号2号として、ロンドンハーツ、さまざまなチャレンジという3つから考えてみましたが、既存の物ではない場所に常にチャレンジしているという点で、YouTubeの拡大やテレビの縮小が進んでも、視聴者はどこかで淳さんを見続けられるのではないかと思います。

今回も読んで頂きありがとうございました。